2014年第2回英検1級過去問・大問1を解く③

2014年第2回英検1級過去問・大問1を解く③

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シェリルは、10年以上雑誌編集者としてのスキルを習得してきた。現在、彼女は、普通の記事をすばらしい内容の記事に変えるのに(     )である。

要は、スキルが上がったから、(うまい、見事、)などの語句が入ると予想できる。

1、光って、明るい
2、悲観的な
3、渦巻く??
4、熟練した

ということで、4を答えとして選択。

(正解)は、4  be adept at~ ~に熟達している

1、luminous 光を発する、 2、pessimistic悲観的な、 3、scruffy 汚らしい、 4、adept熟達した、

1と2は、2級、準1級レベルの単語。

3は、初見の単語だった
 scruffy だらしない、見苦しい、(普段着で)ラフな

他の単語と混同した。
scurry あわてて走る、ちょこちょこ走る(過去問にあり)
swirl 渦を巻く(「文単1級」に掲載されている)
文単で、「羊の群れは、敵が襲ってきたとき、あわてて渦を巻くようにして群れる」といった文があり
その辺の記憶が混同したようだ。
cf.
scuffle 小競り合い、小競り合いをする

4は、頻出単語なので嫌でも覚える。準1級でも習う単語
  be adept at~ ~に熟達している

 cf. inept 無能な、不器用な
  be proficient at(in)~  ~に熟達した、堪能な

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その投資マネージャーは、顧客を騙したために刑務所に入れられた。
釈放後、彼は、投資業界で(     )だったので、違う職種を探さなければならなかった。

ということは、(     )には、追放された、とか、相手にされなかった、とか、受け入れられなかった
などといった感じの単語が入る。

1の debutante は、絶対に見たことがないので、分からない。
2の pariah は、のけ者、仲間はずれ、という意味なので、これが答えだろう。
3、sideback  側面後方?
4の denizen も絶対に見たことはない

従って、2しか知らないが、意味が合うので、答えとして2を選択。

(答え)は、2
1、debutante社交界のデビューする女性、 2、pariah(社会の)のけ者、  
3、sideback相棒、  4、denizen居住者

1、本来はフランス語で、初心者、初舞台の人、若々しいの意味。

debutante 社交界デビューを飾る女性

2は、過去問にあり。
また、辞書(ロングマン英和)を引く際、よく右ページ下の方に見かけるので、覚えてしまった
(フォトグラフィック・メモリーの一種)。

pariah のけ者、 a social pariah 社会ののけ者
     パリア(インドの最下層級民)

3は、へぇ~って感じ
4は、知らん。
居住者なら、resident inhabitant dweller などがもうあるから、うんざりだな。
辞書には
denizen住人、住民 (同意inhabitant)
とある。

本問の文章は、過去問に似たようなものがあった。
証券トレーダーが逮捕されたが、その後、仲間は、関わりを持ちたがらなかった。
という内容だった。
そこで、過去問をやっておくと、文意の理解につきある程度予測可能となる。

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その政治家は、イギリスの民族的少数派は、貧困、職業差別、教育上の不平等といった(     )な問題に
直面している、と言った。

いろんな、とか、深刻な、とか「問題」を修飾する単語がはいるはず。

1 dearth は、飢饉、干ばつなどでよく見る単語。なんだっけ。準1級単語だが。
2 disposition は、気質。 2級・準1級単語
3 litanyは、見たことない。
4は、a morsel of~ で、一口の~  これも準1級単語

1と2は除外できる。3はわからない。問題文が a (     ) of ~ となっているので
感覚で、4を選ぶ。←不正解

(正解)は、3  a litany of~ うんざりするほど~の

1、dearth欠乏、  2、disposition 気質、  3、litany延々と続くもの、  4、morsel少量

1、a dearth of~ ~の不足
食料不足、水不足、といった文脈で出てきたので、飢饉、干ばつなどでよく見る単語、と思ったのだろう。

3は、まさに英検1級単語なのだろう。見たことない。初見である。
解説では、a litany of~ うんざりするほど~の
だそうだが、
実際には、a lot of~を使えば足りるのに、うんざりだね。

辞書(ロングマン英和)
litany
(問題点や言い訳を)長々と連ねたもの(of)
an endless litany of complaints 延々と続く不平の繰り返し

4 morsel
辞書(ロングマン)
(食べ物の)かけら、口  a morsel 一口
些細なこと、断片


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コンラッドの声は、プレゼンの途中で、彼が話したかったポイントの一つを完全に忘れたとき、(    )していた。

文脈から、声が、うわずった、のか、震えた、のか、そういった類の動詞が入る。

1、falter弱々しい、とかビビる、とかいったニュアンスの単語なので、これがあやしい。
2、loiter(人)がうろつく、 
3、syndicateシンジケートの動詞・過去形、組織化した、
4、hunch直感でピンとくる、直感

で、1を選択。

(解答)は、1

1、faltered口ごもった、  2、loiteredぶらぶら歩いた、 
2、syndicatedシンジケートを作った、  4、hunched背を丸くした

1 falter は、解説で、
  『声については、「弱くてはっきりしない声で言葉に詰まりながら話す」こと』
  とあり、
  『The economy is faltering. 「景気は低迷している。
   のようにも使われる。」』と書いてある。 
辞書(ロングマン)では、
①弱くなる、衰える、活気がなくなる
②口ごもる、~と口ごもる
③(確信、決心などが)揺らぐ、ぐらつく
④(体調不良、不安などで)ふらつく、よろめく

2、loiter は、準1級でも出ていたのでは?また1級の過去問にあり。
裏庭で人がうろついていた~、みたいな問題文だったと思う。
辞書(ロングマン)
loiter 
①(目的もなく)ぶらぶらする、たむろする
②のんびり歩く、のろのろ進む

3、syndicate 名詞は、シンジケート、企業連合
  動詞は、(記事・テレビ番組など)をいろいろな媒体に流す
  過去問に出ていた。

4、hunch 名詞は、予感、虫の知らせ
  play one's hunch 直感で行動する
  have a hunch (that)~ ~という予感がする
  動詞は、
  hunch one's shoulders 背中を丸める、猫背になる
  これも過去問に出ていた。
 

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政治スキャンダルがしばらくの間、ニュース報道の大部分を占めていたにもかかわらず、人々の政治スキャンダルへの関心は、経済問題が大きな関心となるにつれ、(     )になり始めた。

文脈から、(    )内は、無関心になった、とか、薄れつつあった、とか、であろう。

1、 throb は、動悸だったか??
2、 ebb は、見たことあるが忘れた。
3、snub は、上から目線で偉そうな、だったか?最近、やったのに。 
    snobと比較してメモしたのに、忘れた。
4、lob は、知らない。

全く分からない。
なぜか、1を選択 ←不正解。

1、throb動悸を打つ、 2、ebb衰える、 3、snub~を鼻であしらう、4、lobボールをロブする

1、throb動悸を打つ、
辞書(ロングマン)
  (頭・傷口などが)ずきずきする
  (心臓が)どきどきする、激しく鼓動する
throb
  は、紛らわしい単語が多く、意味はわかっていても確信が持てなかった点が誤答の要因の一つ。
cf,
throng 群集、(大勢の人が)群がる、押し寄せる
thong 革ひも、(ひも状の)ビキニ、Tバック


2、ebb は、解説では『(潮が)引くで、比ゆ的に「(活力などが)減る、衰える」の意味でも使われる。
  名詞で ebb and flow は「(潮の)干満」。』
  とある。

 過去問にもあった。
 辞書(ロングマン)では、
 ebb  (感情などが)薄らぐ、(潮が)引く

3、snubも過去問にあり、最近やったばかり。
 辞書(ロングマン)では、
 snub (人)を無視する、冷たくあしらう
 
 cf, snob 気取り屋、お高くとまっている人
   sniff (犬などが)鼻をクンクンさせる
   
   sneer 冷笑、あざけり、  を冷笑する、あざ笑う

4、lobボールをロブする
  テニス用語か?
辞書(ロングマン)
(塀越しなどに)(物)を投げ入れる
(テニスなどで)(球)をロブで上げる
名詞)(テニスなどの)ロブ(高く緩い球)

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刑事(探偵)らは、何がそこで(     )したかを確定するため、殺人現場の全ての証拠の完全な吟味を行っている。


正確に起こった事実を決定する、のだろう。

1、preside 会議を主催する、2級の単語
2、abete 落ち着くとか、緩やかになる、といったニュアンス
3、reverberate やった記憶はあるが、覚えていない。
4、transpire 知らない。語感から、「透明化、はっきりする」、か?

3か4だが、4は知らないので、見覚えのある3を選択←不正解

(正解)は、4
1、presided議長を務めた、 2、abeted和らいだ、  3、reverberated反響した、 4、transpired起こった、

1、省略
2、abete和らいだ、は過去問頻出
和らぐ、穏やかといった方向性の語句(動詞、形容詞)多数あり、
alleviate
chill out
die down
mitigate
placid
等々

3、reverberate
(音が)反響する、
 (出来事、考えなどが)反響を呼ぶ

cf. echo
resonant (声、音などが)よく響く、共鳴を起こす

resonantは過去問に出ていた。
reverberateの意味は、見てもピンとこない。やったことがあるか不明。

4、transpire (事件などが)起こる
≒happen. occur. take place

cf. inspire を刺激(鼓舞)する
  expire 失効する
  transparent 透明な(translucent 半透明な、 opaque 不透明な)
 

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その政治家たちは、討論中、ますます(     )の発言をし合った。終盤ころに、彼らは互いに個人的侮辱を叫びさえした。

直訳すれば、こんな感じ。(      )には、仲が悪い、対立するような形容詞が入る。

1、acrimonious 敵意ある、とか、害意ある、といったニュアンスの単語なので、これが答えだろう。
2、languid やった記憶はあるが、疲れた、疲弊した、などのマイナスの単語。
3、magnanimous やったことない。
4、pastoral やった記憶がない。

ということで、1しか分からないが、自信を持って1を選択。

(答え)は、1

1、acrimonious辛らつな、2、languid活気のない、3、magnanimous度量の大きい、4、pastoral田園の、

1の acrimonious辛らつな、は過去問で頻出
 以前の問題も、政治家が討論しあっていた文、があったので、
 本問も予測できた。

辞書(ロングマン)では、 
acrimonious (論争などが)激しい、(言葉・態度などが)とげとげしい、憎しみに満ちた

なお、名詞のacrimony とげとげしさ
も正解肢として過去出題されている。

cf. animosity 強い憎しみ、敵意  も過去問に出ている。

2の languid活気のない、は苦手な単語。その動詞のlanguish が anguish と混乱するから。
辞書(ロングマン)
languid  (働きなどが)のろのろした、けだるい
languish 低迷する、振るわない

anguish 名詞)(心身の)激しい苦痛、苦悩

3、magnanimous度量の大きい、寛大な、寛容な
 これは、今までやったことのない単語だった、と確認した。

generous 気前の良い、(人・意見などが)寛大な、寛容な←2級単語

4、pastoral 田園の、も初めてやる単語
辞書では、
pastoral 田園生活の、牧歌的な

idyllic 牧歌的な、のどかで幸福な←準1級、1級での頻出単語
bucolic 田園的な   ←1級過去問に出ている
rustic 田舎らしい、素朴な、質素な、  ←これも1級過去問にあり
rural 田舎の、田園の ←2級単語


2014年第2回英検1級過去問・大問1を解く③へ続く

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